初フルマラソン反省記
※ 超長文注意
痛みが酷い状況に鑑みれば現時点において次があるとは思えませんが、せっかくなので忘れる前に。まず全体を通して、本当に大会が多くの人の善意に支えられていることを痛感。この有り難い善意と、「完走できたからそれがなに?」な、何が与えられるわけでもないこのような大会で走るということから派生して、肉体的には極限に近い状態でいろいろと物事を考える時間となったことは実に有意義でした。
【前日~当日未明】
超夜型人間(2~3時頃機能停止→昼頃起動)の自分にとって朝9時スタートのマラソンに参加できるかどうかは、ひとえに睡眠時間の調整にかかっているところ、見事に調整に失敗。23時頃に寝ようとするも寝損ねてしまい、仕方なくうだうだと布団の中で本を読んだりDVDを見たりする。結局意識が飛んだのは午前4時過ぎ。仕方ないので、睡眠っていうより仮眠モード。
【当日朝~スタート前】
睡眠時間2時間弱で午前6時前に起動。眠らなかったせいか背中が張って痛むので、仕方なく朝食後にシャワーで温めてみる。違和感が残っているのは感じつつも、会場に向けて7時過ぎに家を出る。あとはスムーズに会場着。背中はスタート時点ではそれほど意識しなくていい程度に回復。また、2時間くらいの仮眠で朝から動くことには慣れているせいか、眠気も特になし。
【マラソン中】
ここは、メールで配信された速報タイムを並べて一人反省会。まず、15,000人も出る大会のため、スタート地点までが遠い。今回は並んだ位置からスタート地点まで歩いて偶然にもぴったり20分かかった。タイムはグロス(スタート合図起点)で出るため、おいらみたいに制限時間(7時間)と勝負の人間にとっては、この20分が気持ち的には結構大きい感じがしたです。
○10km地点まで(1:07:51/10km)(平均6:47/km)
10km: 1:27:51実(実タイム)
20km: 2:51:19予(予想タイム)
おおよそ1km6分~7分で走る、という当初の予定どおりに走れた感じ。道中、トイレに並ぶ選手や、我慢できず(?)に川の茂みに駆け込む選手を見て、「モンティパイソンみたい」とか思う余裕がまだあった頃。
○20km地点まで(1:15:58/10km)(平均7:36/km)
20km: 2:43:49実(予想とのずれ:-7:30)
30km: 4:11:28予
10km地点前後で右膝の痛みが出る。右膝は元々の持病で、本格化すると走るどころではなくなるので、極力かばいつつペースを落として1km7分強を意識して走る。ただ、2時間半でハーフを走る計画だった自分としては冒頭の20分が気になって、少しでも早くハーフを抜けようと意識していたのはたしかで、結果として2時間半で中間点を通過はできたものの、疲労が一気に出た気がする。
○30km地点まで(1:42:37/10km)(平均10:16/km)
30k: 4:26:26実(予想とのずれ:+14:58)
40k: 6:11:14予
ハーフを越えた時点でもはや走れず、一気にペースダウンして1km10分を意識しつつ歩く。給水所にあった「エナジータブ」とかを食べるも、やっぱり仙豆はこの世にはないんだな、とか当たり前のことを思ったり。
○40キロ地点まで(1:50:40/10km)(平均11:04/km)
40k: 6:17:06実(予想とのずれ:+5:52)
Goal:6:39:55予
いよいよ歩くのも厳しくなり、救護車に魅力を感じたりしましたが、35km地点の名物シャーベットだけはどうしても食べたかったので頑張る。ちょっと溶けかけのシャーベットはたしかに美味。歩くのも、脚全体を使うというより、足だけで地面を蹴る感じで進む。これと右膝を意識していたせいで、左足のくるぶしの酷い痛みが翌日の現在も継続中。
○ゴールまで(0:21:49/2.195km)(平均9:56/km)
Goal:6:38:55実(予想とのずれ:-1:00)
もはや気力のみ。こまめに屈伸したりして足をほぐしつつひょこひょこ歩いたり走る「ふり」をしたり、沿道の応援にうっかり涙ぐみそうになったり。
【終了後】
疲労感、というよりも足の痛みばかりがある感じ。なんとか着替えて皆さんと合流。そのあと4さんと夕飯と食べに有名(らしい)スペイン料理屋に入り、ビールを飲んでサラダを食べる。ここまでは特に問題なかったのに、メインのパエリアがきた瞬間、感覚的にはその油っぽさを見た瞬間、悪寒を覚えていやな汗をかき始める。感覚としては、酔いがまわったとかではなく、水分の摂りすぎで体調を崩したときの感覚。脱水症状の予防を意識して給水をやりすぎたのかもしれません。考えてみると、後半は汗なんかかいていないし、日差しはあるも気温自体は高くなかったので、脱水症とか熱中症とかは杞憂というべきだったのかも。家に帰ってからは、とりあえず1回洗濯機を回してさっさと寝る。ただ、足の痛みのせいで、寝返りを打とうとするたびに目を覚ます始末。月曜日は湿布を友として引きこもる。夜は近所の銭湯でのんびりと暖まる。
【最新情報】
3月だというのに、日焼けした顔の皮がむけ始めました。私みたいな長時間ランナーは日焼け対策もやはり必要。
痛みが酷い状況に鑑みれば現時点において次があるとは思えませんが、せっかくなので忘れる前に。まず全体を通して、本当に大会が多くの人の善意に支えられていることを痛感。この有り難い善意と、「完走できたからそれがなに?」な、何が与えられるわけでもないこのような大会で走るということから派生して、肉体的には極限に近い状態でいろいろと物事を考える時間となったことは実に有意義でした。
【前日~当日未明】
超夜型人間(2~3時頃機能停止→昼頃起動)の自分にとって朝9時スタートのマラソンに参加できるかどうかは、ひとえに睡眠時間の調整にかかっているところ、見事に調整に失敗。23時頃に寝ようとするも寝損ねてしまい、仕方なくうだうだと布団の中で本を読んだりDVDを見たりする。結局意識が飛んだのは午前4時過ぎ。仕方ないので、睡眠っていうより仮眠モード。
【当日朝~スタート前】
睡眠時間2時間弱で午前6時前に起動。眠らなかったせいか背中が張って痛むので、仕方なく朝食後にシャワーで温めてみる。違和感が残っているのは感じつつも、会場に向けて7時過ぎに家を出る。あとはスムーズに会場着。背中はスタート時点ではそれほど意識しなくていい程度に回復。また、2時間くらいの仮眠で朝から動くことには慣れているせいか、眠気も特になし。
【マラソン中】
ここは、メールで配信された速報タイムを並べて一人反省会。まず、15,000人も出る大会のため、スタート地点までが遠い。今回は並んだ位置からスタート地点まで歩いて偶然にもぴったり20分かかった。タイムはグロス(スタート合図起点)で出るため、おいらみたいに制限時間(7時間)と勝負の人間にとっては、この20分が気持ち的には結構大きい感じがしたです。
○10km地点まで(1:07:51/10km)(平均6:47/km)
10km: 1:27:51実(実タイム)
20km: 2:51:19予(予想タイム)
おおよそ1km6分~7分で走る、という当初の予定どおりに走れた感じ。道中、トイレに並ぶ選手や、我慢できず(?)に川の茂みに駆け込む選手を見て、「モンティパイソンみたい」とか思う余裕がまだあった頃。
○20km地点まで(1:15:58/10km)(平均7:36/km)
20km: 2:43:49実(予想とのずれ:-7:30)
30km: 4:11:28予
10km地点前後で右膝の痛みが出る。右膝は元々の持病で、本格化すると走るどころではなくなるので、極力かばいつつペースを落として1km7分強を意識して走る。ただ、2時間半でハーフを走る計画だった自分としては冒頭の20分が気になって、少しでも早くハーフを抜けようと意識していたのはたしかで、結果として2時間半で中間点を通過はできたものの、疲労が一気に出た気がする。
○30km地点まで(1:42:37/10km)(平均10:16/km)
30k: 4:26:26実(予想とのずれ:+14:58)
40k: 6:11:14予
ハーフを越えた時点でもはや走れず、一気にペースダウンして1km10分を意識しつつ歩く。給水所にあった「エナジータブ」とかを食べるも、やっぱり仙豆はこの世にはないんだな、とか当たり前のことを思ったり。
○40キロ地点まで(1:50:40/10km)(平均11:04/km)
40k: 6:17:06実(予想とのずれ:+5:52)
Goal:6:39:55予
いよいよ歩くのも厳しくなり、救護車に魅力を感じたりしましたが、35km地点の名物シャーベットだけはどうしても食べたかったので頑張る。ちょっと溶けかけのシャーベットはたしかに美味。歩くのも、脚全体を使うというより、足だけで地面を蹴る感じで進む。これと右膝を意識していたせいで、左足のくるぶしの酷い痛みが翌日の現在も継続中。
○ゴールまで(0:21:49/2.195km)(平均9:56/km)
Goal:6:38:55実(予想とのずれ:-1:00)
もはや気力のみ。こまめに屈伸したりして足をほぐしつつひょこひょこ歩いたり走る「ふり」をしたり、沿道の応援にうっかり涙ぐみそうになったり。
【終了後】
疲労感、というよりも足の痛みばかりがある感じ。なんとか着替えて皆さんと合流。そのあと4さんと夕飯と食べに有名(らしい)スペイン料理屋に入り、ビールを飲んでサラダを食べる。ここまでは特に問題なかったのに、メインのパエリアがきた瞬間、感覚的にはその油っぽさを見た瞬間、悪寒を覚えていやな汗をかき始める。感覚としては、酔いがまわったとかではなく、水分の摂りすぎで体調を崩したときの感覚。脱水症状の予防を意識して給水をやりすぎたのかもしれません。考えてみると、後半は汗なんかかいていないし、日差しはあるも気温自体は高くなかったので、脱水症とか熱中症とかは杞憂というべきだったのかも。家に帰ってからは、とりあえず1回洗濯機を回してさっさと寝る。ただ、足の痛みのせいで、寝返りを打とうとするたびに目を覚ます始末。月曜日は湿布を友として引きこもる。夜は近所の銭湯でのんびりと暖まる。
【最新情報】
3月だというのに、日焼けした顔の皮がむけ始めました。私みたいな長時間ランナーは日焼け対策もやはり必要。
by o_sanpo
| 2009-03-17 03:21